◆ 夫婦間のうつ / 離婚-原因


概略:
分っているつもり、分っているはず。そんな気持ちで長年連れ添っていたのに、ある日突然熟年離婚を言い渡された。配偶者がずっと不安定な気持ちでいたなんて全然知らなかった。


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○「分っているつもり」はダメ。
日本人はややもすると、以心伝心、ツーと言えばカー、言わなくても分っている、などといったところに価値を見出すことがあります。
それでうまく言っているのであれば問題ないのですが、最初は小さなボタンの掛け違いが少しずつ長い年月をかけて大きな溝になり、定年退職の日に熟年離婚を言い渡されたなんてことにもなりかねません。

○認知の歪み
人にはそれぞれ育った環境、家族があり、それぞれ思考回路が違います。
「分っているはずだ」「うちに限ってそんなことはない」と言っていると
「まさかそんな風に思っているとは知らなかった」ということに・・・

離婚に悩んでいる人はうつ状態の人もたくさんいると思います。うつ状態の人の思考パターンは「認知の歪み」と呼ばれています。この歪みを理解し、受け入れることで離婚回避への道しるべとなります。
認知の歪みには下記の10パターンがあります。

・全か無かの思考
1度の夫婦喧嘩で「離婚しかない」と考えたり、クレジットカードで破産した話を聞くとクレジットカードを持つと皆破産すると思いこむ。

・一般化のしすぎ
1回失敗すると「自分はいつも失敗している」と考える。

・心のフィルター
多くの良いことの中に1つの悪いことがあると、良いことを無視し、1つの悪いことに捕われ全てが悪いように考えてしまう。

・マイナス化思考
良いことを無視するだけでなく、悪い方に考えてしまう。
夫が「たまには家事を手伝おうか」と言うと「浮気をしているからだ」と決めつける。

・結論への飛躍
心を読みすぎたり、先読みをしたりして根拠のない悲観的な結論に結びつけてしまう。

義母との同居を絶対したくないと思っている妻。
夫が話し合おうと言う→説得され同居を強要される、と考える。

・拡大解釈と過小評価
自分のミスを拡大解釈し、長所は過小評価する。

・感情的決め付け
自分の心の状態から現実を判断する。この場合の心の状態は不安などのネガティブな感情で、ネガティブな感情を証明するためにネガティブな現実を導き出し、自分の感情の正しさを証明しようとする。

・「すべき」思考
〜すべき、〜すべきでない、などの完全主義的な思考。
自分に対する要求水準が高くなってしまい、十分な結果を出しても自分を認められず、自己否定、自尊心の欠如に繋がってしまう。

・レッテル貼り
例えば、10回に1回遅刻した人に「あいつは時間にルーズな奴だ」とレッテルを貼ってしまう。

・自己関連付け
良くない出来事の原因を全て自分のせいにしてしまう。
「夫が浮気をしたのはあたしが悪い妻だったからだ」

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