離婚Topへ○面接交渉権
親権者や監護者にならなかった親は、当然子供と一緒に生活することはできません。しかし、親であることには変わりなく、子供も時にはお父さん(お母さん)に会いたい気持ちがあれば、子供と面会したり一時的に過ごしたりする権利があります。
その場合、具体的に
・1ヶ月に会う回数
・1回の時間の長さ
・日時と場所は誰が決めるか
・連絡方法をどうするか
・子供意思確認の方法
など、詳細に詰めて書面に記しておきましょう。
また、夏休みはキャンプに行くとか、酒の出る店には連れて行かないなどといったことも決められます。
ただし、子供に対する虐待が原因で離婚になった場合は、子供の情緒に著しい悪影響を与えることが考えられますので、その場合は面接交渉権が認められない可能性が高くなります。
優先されるのは、子供の福祉であり利益だからです。
○養育費との関連
母親が子供の親権を持ち、父親が養育費を払うケースは多いと思います。面接交渉権が認められている父親は、認められていない父親に比べ、養育費をきちんと払うと言われています。もしかしたら、子供を父親に会わせたくないと思う母親もいるかもしれませんが、なるべく認めるようにした方がいいでしょう。
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