◆ 江戸時代の離婚率 / 離婚-コラム


概略:
昔の女性は貞淑だったが、地位も低く三行半であっさりと離縁されるようなイメージがありますが、実際にはそうでもなかったようです。


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現代では離婚が増加の傾向にあると言われています。半世紀前の日本では、離婚は悪いイメージがあり、人口当りの離婚率は1%以下でした。最近は徐々に増え、2000年代は2%ほどで推移しています。

明治〜戦前は家制度を背景にした男尊女卑の風潮から女性は夫の言いなりになり、忍従しているイメージがあります。江戸時代は、時代劇などの影響もあり状況はさらにひどく、三行半でいとも簡単に妻を捨てられるようなイメージがあります。

しかし、実際には江戸時代〜明治前期の離婚率は高く、統計によると現在の2倍の4%前後だったそうです。農業が中心だったため、女性も働き手としての地位があり、再就職先に困らなかったためと考えられています。
武士階級にいたってはなんと離婚率は10%にも達していたと言われています。女性の再婚率は50%以上あったので、当時の女性の地位は現代がイメージしているよりも高かったようです。

昭和11年制作の映画「丹下左膳」(大河内伝次郎主演)で、興味深いシーンがあります。ひょんなことから左膳たちと一緒に暮らすことになった子供の教育方針で、左膳と内縁の妻が夫婦ゲンカになるのです。左膳は子供を剣術道場に行かせようとし、妻は寺子屋に行かせようと意見が対立します。「夫唱婦随」「妻が忍従」なんてまるでなし。結局左膳が折れて子供は寺子屋に行くことになります。昭和11年ですから、70代以上の人は江戸時代生まれです。にもかかわらず、夫が妻にやり込められしまうのは現代とオーバーラップするものがあります。
ちなみに離婚とは話がそれますが、寺子屋に行くといじめられるから行きたくないと子供が言うシーンがありますが、その辺も現代と全く一緒で興味深いものがあります。

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