◆ 借金(2)-保証人 / 離婚-原因


概略:
借金で離婚はよくありますが、保証人になったばかりに不幸になることもあります。


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借金が原因で離婚という話はよく聞きます。この場合ギャンブルにはまってまじめに働かない人というイメージがありますが、まじめに働いている人でも借金地獄に陥る可能性があります。

それは「保証人」になった場合です。

借金の保証人には「保証人」と「連帯保証人」があります。どちらも金を借りた本人(主債務者)が借金を返済できなくなったら、その借金を返さなくてはいけません。
保証人制度は日本だけに見られる制度です。どんなに親しい友人知人、親族であっても保証人にはならないようにしましょう。寝たきりになったとき下の世話を毎日するような間柄でない限り、保証人にはならないようにしましょう。

○保証人
単純保証の保証人には、催告の抗弁権と検索の抗弁権が与えられています。

債権者から返済を迫られたときに
「私じゃなく、先に借りた本人に言ってくださいよ」というのが催告の抗弁権、
「ちょっと待ってください。借りた本人が実はマンションを持っているんです。それを売れば返済できますから」というのが検索の抗弁権です。

○連帯保証人
一般に借金の保証人とは連帯保証人を指します。
連帯保証人には保証人のような抗弁権はありません。借金をした本人と全く同じ返済義務を背負います。

○根保証(ねほしょう)
例えば会社の運転資金を借り入れる場合、注文があったから資金を借りて材料を仕入れて、注文品を納品して、入金があったから返済してとやっていたのでは大変です。
そこで、不特定の債務を一定の限度額まで保証するのが根保証です。

100万円の借金の連帯保証人になったつもりでも、限度額500万円の根保証で、主債務者がさらに400万円を借りたら、連帯保証人はよく分らないうちに500万円の返済義務を背負いこむことになってしまいます。

○言い訳に聞く耳を持たない
「子供が進学するんでランドセルを買ってやりたいんだ」「新しい仕事が見つかって引越さないといけないんだけど、どうしても引越費用が足りないんだ、頼む!」
気のいい人がこんなことを言われたら
「子供が悲しい思いをしたらかわいそう」「友人が就職できなかったら俺のせい」と、つい保証人のハンコを押してしまうかもしれません。
借金をする人は、時には正面から、時には寝技で絡め取るように「こういう理由があるんだから仕方ない」とあの手この手を使ってきます。しかしそれでも安易に保証人になることは絶対に止めましょう。
ちなみに上記2つの言い訳は筆者の身の回りで実際に見聞きしたものですが、「ランドセルの人」はその後もパチンコをやっていましたし、「引越の人」も結局就職しましたが「仕事が合わない」とすぐやめてしまいました。

○こんな場合は・・・
・自己破産
主債務者が自己破産をして返済義務を免れたとしても、連帯保証人の支払義務はそのままです。

・知らない間に連帯保証人にされていた場合は支払義務はありません。ご安心ください。


自己破産の1割が連帯保証人になったことが原因だと言われています。安易な同情から保証人になって家庭崩壊・離婚などとならないよう十分ご注意ください。

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